今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

頑張ったp(^-^)q

本日、さらに1冊読みました。

『むかしのはなし』三浦しをん(幻冬舎文庫)

感想…














単純に面白かったよ。ただ、各短編小説の始まりに昔話のあらすじが簡単に書かれてる。たぶん、これから読む作品はこの昔話をモチーフにしたんですよ…というお知らせなんだよね、きっと。

でも、モチーフでもなんでもなくて…設定も違うし、話の傾向も違うし…

途中の短編小説から、どうも地球に隕石が落ちてくるという前提でのお話になってくる…松本清張『野獣図鑑』だっけ?(この前読んだのにすっかりタイトルを忘れてる…)とか、伊坂幸太郎『終末のフール』とか…
こういうSFもどきの設定で登場人物達に語らせるのって、流行り?

夏に『仏果を得ず』(双葉社)を読んだけど、三浦しをん作品はそれぞれにずいぶんと印象が違う。一応、文楽なるものを鑑賞してみたい気にはさせられた(*^^*)
そうだ、去年『風が強く吹いている』(新潮社)を読んだ直後の今年の箱根駅伝はかなり真剣に見た。

三浦作品はそんな作品なんだ(^-^)v

でも、今回はどうせなら、途中の作品から隕石落下の前提にしないで、全作品をその前提で用意したら、面白かったのに…途中から、「あれ」って思い返しながら、読んだから…最初の作品の中にも隕石落下の匂いがないかと何度も探しちゃった(((^^;)

まぁ、それだけハマったというわけで…f(^^;

面白かったです。