今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

星間商事株式会社。。。


タイトルが長くて。。。


日記の題字になりませ〜ん(T-T)


読み終わりました。。。


『星間商事株式会社社史編纂室』三浦しをん(筑摩書房)


以下、感想。。。




































面白いなぁ〜。。。


社史って、歴史のある会社には大事だよねぇ。


社史の編纂をする上で、当時を知る人がみな口を閉ざす時期。。。


「その時」いったい何があったのかぁ〜(((^^;)


って、ちょっと大袈裟に騒いでみるけど。。。


調査の結果は…


結構、荒唐無稽。。。


社史編纂室に所属する主人公・幸代は、同人誌を作る「オタク」


幸代さんの存在も幸代さんの書く小説も私には、不思議ワールド(((^^;)


でも、まぁ、三浦作品特有の「良い人」が多数登場する物語で、幸代さんのこれからにエールを送りたい心境で、本を閉じることができる。


幸代さんの書く小説は、私には消化できないけど。。。


ちょっと、昔のことを思い出しちゃったよ。


昔、昔の学生時代。


関西に本拠を置く大型書店のある支店(一応、都内。。。)でバイトしてて…


その店はお昼休憩の時、バックヤードで昼食をとる場合に限って、店内で「販売中」の雑誌を読んでも良いことになってたんだよ。


ちょっと、信じらんないじゃん!!


お客さんに売ってる商品だよ。


その前にも、かなり有名な大型書店でバイトしてた私は超ビックリ!!


前に働いてた店はいろいろと厳しかったから。。。


「関西の会社って、アバウトなんだなぁ」って、勝手に解釈してたけど。。。(((^^;)


で、ある時。


馴染めない習慣にドギマギしながら、雑誌の棚から適当に引っこ抜いた「レディース・コミック」を持って、そそくさとバックヤードへ。。。


当時、「レディース・コミック」という言葉が確立され、ちょっと大人のコミックとして脚光を浴び始めてた時で…


私は、その頃。。。


マガジンとサンデーを読んでいた(((^^;)


あんまり、読んだことないから、雑誌の名前も知らないし。。。


で、お弁当を食べながら、ページを開いて、あらビックリ!!!!!


なんとそこには、想像もしてない男同士の。。。(T-T)


げ〜〜〜っ。。。(>_<)


外観は全くのレディース・コミックなんだけど、中味は。。。


食欲は失せ、誰もいないバックヤードで人の目を気にし、風のようなスピードで、その雑誌を店の棚に戻しに行ったんだよね。。。


それ以来、店内のお掃除や書棚の整理の度に、その雑誌に目が釘付け!!


私が書棚に戻した3日後、その雑誌は返品されることもなく、無事売られて行った。。。


どんな人が買ったのか、レジに入らない私には一切分からなかったけど。


後日、雑誌担当の先輩が、例の雑誌の置いてあった棚辺りの本について「多分、他の店にはなかなか置いてないと思うよ〜。うちには固定客がついてるんだよ!!」って語ってた。。。


凄い世界が身近に展開してることにビックリした。。。


本作はそんなビックリ感を楽しめる作品です!?


あははははは。。。