今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

フローズン・リバー&ハート・ロッカー


新文芸坐@池袋で上映中の2本立て…


気合い入れて、初回から鑑賞!!


話題の「ハート・ロッカー」の上映とあって、映画好きが集まってきました!!


初回の「フローズン・リバー」の時はまだ空席がチラホラあったんだけど、休憩を挟んで、「ハート・ロッカー」の上映前には、場内ビッシリ!!


やっぱ、アカデミー賞は凄いや(*^^*)


私は「ハート・ロッカー」は2度目!!まぁ、もう1回観たかったンだけど。。。(^_^;)


感想は、どちらかと言えば、「フローズン・リバー」に重点を置いて!!











フローズン・リバー


私の知らない「アメリカ」がそこにあった!!


治外法権居留地近くに住む主人公は、夫に蒸発され、その日暮らしのような厳しい生活の中で、2人の子供と必死に生きている!!


15歳の長男が素晴らしい!!


日本のなめた15歳とは大違いだ!!


主人公はひょんなことから居留地に住む女性と知り合い、夢と消えそうだった新しいトレーラーハウスを手に入れるため、犯罪に手を染めていく…


一緒に犯罪=密入国の請け負いをする女性も死んだ夫の親に取り上げられた1歳の息子と暮らすために金が必要だった…


2人とも、母親として、子供のために誤った道を選ぶ…


そして、密入国者の子供を助けたことをきっかけに、彼女達の状況が大きく変わっていく…


思いつきで始まった犯罪をいつまでも隠し通せるワケはなく、2人は追いつめられ、最後の決断を下す時がくる。


ラストまで、2人の必死な生き様が妙に淡々と描かれていて、最後の決断の時、2人が初めて心通わせて新しい道を選択する…


ラストで、初めて「希望」が見えてくる…


ズシ〜ンってくるよね…


今回の文芸坐は、2度目の「ハート・ロッカー」が目的みたいな感じだったけど、思わぬ良作(私的にね…)に出会って、大満足\(^o^)/


名画座の2本立てって、どちらか一方だけしか…ってことが有りがちなんだけど…


この度は、文芸坐さん、良いセレクトをありがとうございます!!


ってことで、「ハート・ロッカー」の方は感想は今回は割愛!!