今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

シンイ〜信義 (1)(2)


未だに何度も見返してしまう韓国ドラマ「信義〜シンイ」


そちらの原作ではなく、脚本家さんが改めて筆を起こした小説版。


映像では伝えきれない部分や映像化されたドラマとはまた違ったアプローチがなされている部分が…


日本でもよく見かけるサラッと流した感じの小説版ではなくて、十分小説として読み応えのあるものになってる。


主人公であるチェ・ヨンとその想い人ユ・ウンス、2人の心の動きが読む側にグ〜ッと伝わってきて、またドラマを見返してしまう。


予定としては全4巻。


そろそろ韓国で3巻が刊行される予定だとか。


翻訳には2〜3ヶ月かかるそうだから、続きを読めるのはまだまだ先のことなんだけど…


楽しみだわ〜(*^^)v


ちょうどドラマの半分よりちょっと手前のとこまでで2巻が終わったので、ドラマ同様、ここから主人公達の境遇が一気に展開していくから、これから刊行される本が1日も早く日本でも手に出来るようにと…


ドラマではやはり主人公の今ある状況を説明する意味もあって、すんなり物語に入り込めない部分があるんだけど、小説版では、最初からチェ・ヨンとウンスは互いを意識してるし、お互いを信頼してる。


出会ったばかりの相手に絶対的な信頼を置いている自分自身に驚いている状況だ。


そんな部分が細かく表現されているから、すんなりと物語の世界に入っていける。


史劇ではあるけれど、歴史上の出来事や人物より、2人の運命の出会いに焦点を当てているのだと…


日本人だからって、日本の歴史の全てに通じてるワケじゃないしね。ましてや、よそ様のお国の歴史だもんね。


だから、歴史を意識しちゃうとちょっと敷居が高くなる…


フュージョン史劇じゃないから、中途半端になっちゃう部分が残念だったけど、小説版のおかけで分からないとこも納得できたし…


ドラマの小説版としては、かなりハイレベルでお勧めです!!