今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

そうだったのか!アメリカ


「そうだったのか!現代史」のパート1,2を読んで、とりあえず「アメリカ」だけは読んどかないとって思って…


ただ、小説と違って、お話の世界に入り込むワケじゃないから、一気に読むのもツライ。


そこで、バックの中に入れっぱなしで、お出かけの道中やティーブレイクの時に開くようにした。


「そうだったのか!アメリカ」池上 彰著(集英社文庫)


以下、感想。
















「現代史」の中でも登場回数の多かったアメリカ。本書は、そのアメリカに絞っての記述。


まぁ、池上さんがブッシュ(息子の方)嫌いだというのがよく分かる(汗)


それは置いといて、世界の中心みたいなアメリカ…多分、日本を知らない人はいても、アメリカを知らない人はいないだろう。


そんなアメリカの姿って、意外に知らないよね?


「移民の国」だとは知ってるけど、その詳しい内容までは知らない。世界経済の中心だとは知ってるけど、なぜそうなったのかは全然知らない…


既に当たり前のこととして「知っている」ことが、なぜそうなったのか、歴史を繙く形で教えてくれる。


アメリカの移民の歴史は、そのまま土地の歴史になり、特産物を生み、地域の特色となっていく行など、面白かった。


ヨーロッパじゃないのに、なぜカリフォルニアで良質のワインが生産されるようになったのか。それは、ワインの本場フランスからの移民がカリフォルニアに多く住みつき、かつて、本国で培った技術を活かして、彼らの生活の基盤を築いていったから…と。


日本人には分からないその歴史。


国の特色と相まって、「へぇ〜」っと。


また、大統領が変わると、国の政策や方針が根本からひっくり返ってしまうという驚き。あんな超大国でそんな現実が‼


そして、なにより、様々な人々によって成り立っているからこそのマスコミの在り方にも感じるところがある。


ただ、時代と共に変化は訪れ、国の姿も変わってきているようだ。


日本にとっては、アジア諸国が近くて遠い国なら、アメリカは遠いのに近い国と言えるのかもね。


別に政治的な事ばかりじゃなく、特に文化面などね…


そういう意味でも、よくよく知っておき、冷静に判断できる目を持っていないとね。