2Dにて鑑賞。
世界での評判に反して本家の日本ではイマイチ苦戦してるらしいGODZILLA。
仕方ないな…いくら下町の地元の映画館とはいえ、客の8割はおじさん、おばさん(私も含む…)のゴジラ世代だから…
例えば、ベンチャーズとかTOTOとかKISSとか懐かしいバンドの日本公演の時、おじさん、おばさん世代で武道館が埋め尽くされるようなもんだ(笑)
若い人はGODZILLAに興味は無いのか(?_?)
今回のゴジラはそのシルエットからして、多少期待してたけど、かなり日本のゴジラに近づいていた。一応、二足歩行だったし。でも、まだ顔の位置というか首と顔の角度が亀に近い〓〓
直立姿勢の時にまっすぐに前を向ける位置で顔がついてないとね(・_・;)
でも、まぁ、面白かったのでオッケー(o^^o)♪
本編については…
なんだか主人公の若い軍人さんの悲しい過去の物語がまず語られていく。
日本の富士山に近いとある架空の町にある原子炉施設。細かいこと言うと、あぁいう形の原子炉格納施設は日本には無い。
原因不明の災害に見舞われ、町全体が立ち入り禁止区域として、その後長く政府の管理下に置かれてしまう。
あの災害はいったいなんだったのか…っていうお話の導入部が長く丁寧に語られ、主人公のバックボーンや研究者として登場するケン・ワタナベの仕事ぶりなどまで、ホントに上手く紹介されていく。
次回作にも、あの若い軍人さんとケン・ワタナベは登場するんだろうか…
そんな丁寧な導入部のおかけで、なんの映画を観に来たのか忘れそうになり始めた頃、いよいよGODZILLAの登場〓
でも、敵方となるコオロギみたいな変な昆虫怪獣が悪事を散々働いた後に登場するので、もう待ちくたびれた感がいっぱい。
「ゴジラは調和を求める」というケン・ワタナベの言葉通り、ゴジラは人類を脅かす昆虫怪獣をやっつけてくれる。でも、ゴジラにしてみたら、人間の味方したってよりは、自分のテリトリーを脅かす者を排除に来ただけ。
いろいろ、ツッコミどこはあるだろうけど、怪獣映画は拳握って応援しながら観るものだと思ってるので、この程度オッケーですo(^o^)o
最初から昆虫とゴジラの闘いだけでも良かったです。
怪獣の闘いに翻弄される人間を描くことで、より多くのCGが導入されたのだろうから、その分怪獣につぎ込んでくださったなら、もう何も言うことはなかったのですが(笑)
まぁ、映画だから…かかわる人間模様もね。少しは必要か…
ゴジラの造型に関しては、それほど気にならなかったけど、あの昆虫怪獣はなんだ?
帰りのエレベーターの中で、あの昆虫のモデルは「〇〇とか〇〇かしらね」とウルトラ昆虫博士みたいなお姉さんが言ってたけどΣ(゚д゚lll)
普通の人には分からないよね?
もう少し身近な昆虫にしてくれるか、あるいはもっと魅力的な怪獣にしてほしかったなぁ。
やっぱり、敵役が魅力的だから、ゴジラも引き立つワケで(笑)
でも、私は面白かったので、オッケーです☆〜(ゝ。∂)