4月30日を以て、閉館となる上野東急にて鑑賞。
これで、上野でロードショー公開する映画館は無くなってしまう…
その昔…
「宇宙戦艦ヤマト」の時なんか、物凄い人が押し寄せてたかつての上野…「宇宙戦艦ヤマト」って、いつのことだよ…って感じですが(((^^;)
「22日」は東急系の映画館では、カップルデー!!
相方とお互いに見逃してた「シャーロック・ホームズ〜シャドウ・ゲーム」を観ることに!!
閉館するくらいだから、確かに古い映画館ではあるんだけど、シートはゆったりしてて、座り心地の良い座席だった。
残念だなぁ…
で…
「シャーロック・ホームズ」本編ですが…
面白かった!!
独特のテンポは第1段と同じで、どこかあの時代を象徴するような「暗さ」がスクリーンを覆う。
今回は、最初からモリアーティ教授との闘いがメインだったから、お話もスッキリ!!
ジプシーの女役で登場のノオミ・ラパスが、なかなか良い味わい!!
ホームズの兄やワトソンの嫁も彼らと離れたところで、ちゃんと指令通りにしっかり働いて、サポート!!
本編の主役達の流れに、サポート隊の活躍ぶりが差し込まれ、そんな結果を生んだ経過を差し挟む…
行きつ戻りつの構成も独特のテンポにマッチして、楽しい驚きだったり、納得を得ることが出来る。
モリアーティ教授と共に揉み合って、滝壺に落ちるのは原作通りだよね?
原作を読んだのは小学生の時(((^^;)
児童書のホームズ・シリーズを全巻読んだ。
その後、高校生になって、久しぶりに文庫版(もちろん、大人向け!!)を全て読んだ。
でも、お話はみんなごっちゃになってて…
頭の整理が出来たのは、イギリスBBC放送製作版の「シャーロック・ホームズの冒険」がNHKで放送されてから…(((^^;)
だから、映画版については、全く別物としてとらえていたんだけど、映画版の方が原作に近い「ホームズ像」を描き出していると聞いて、ちょっとびっくり(--;)
とりあえず、独特のテンポで描き出され、妙にイキイキしたロバート・ダウニー・Jr.を堪能出来る快作だと思います(^-^)v