今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

キャロリング


久しぶりのお芝居観劇です(^_^)v


しかも、一生、生で観ることは無いだろうと思っていた劇団・キャラメル・ボックスの公演です!!


たまたま、新聞の懸賞応募で当たってしまったんですねぇ(^-^;


正直に言いますと、劇団名は知ってるけど、どんな俳優さんがいるのかも知らない不届き者です(^_^;


でも、チケットが取りにくいと言うことは聞いています。


会場となるサンシャイン劇場には行ったことが無かったので、それもまた楽しみ!(^^)!


当日は、懸賞当選者や修学旅行の班別行動みたいな中学生のような、高校生のような数人のグループが何組もいて…


劇団としては、宣伝興行みたいな日だったのかな…


でも、当日券を求めて並んでる人もかなり居たので、やっぱり人気があるんだわぁと…


で…


お話は「キャロリング」とは、クリスマスに子ども達がご近所をまわり、お菓子をもらって、お礼に賛美歌を歌う風習だそうです。


ハロウィンじゃんっとか言わないでくださいね(^_^;)公演の前日に「県民ショー」で七夕にご近所をまわり、お菓子をもらう風習がある地域が放送されていて…ちょっと、タイミング良くて、笑ってしまった(^-^*)


最初は子供服の会社から始めて、今では、託児サービスなどまで、子供に関わる仕事を行う会社「エンジェル…」


会社名、忘れてしまった(ーー;)


初代社長のご主人の亡くなった後を受けて、奥さんが頑張ってやってきたけど、結局、クリスマスに会社を畳むことになり、最後まで面倒をみることになった学童保育の少年にまつわる物語…


少年の両親は、離婚寸前の別居中。しかも、仕事の出来る母親は、会社の新規事業を任されて、年明けにはハワイに移住してしまう。


父も母も大好きな少年はなんとしても2人の仲を取り持ち、一緒に暮らしたいと思う。


そんな少年の心を知り、手を貸すのが、学童保育の指導員…


この指導員の2人は、数年前に結婚の話が出たほどの間柄だったのに…


男の過去のトラウマが原因で、中途半端な友人のまま…


タイム・リミットがあるそれぞれの関係に、全く別なところから、新たな難題が降りかかり…


原作は有川浩さん。


出演する俳優さん達に会い、彼らと話をしながら、彼ならこんな役、彼女ならこんなセリフ、というように当て書きをした台本だそうだ。


それ、スゴくない?


脚本家ではなく、劇作家ではない、小説家が劇団のために当て書きの原案を作るって!!


そういう意味では、貴重な体験でした。


ただし、そこは有川浩作品なので、基本「大甘」のラブストーリーです(^-^;


最近は、その基本ベースがちょっとウンザリ気味なので、有川浩作品を読んでませんが、相変わらずなんでしょうか?


まぁ、それはそれとして、良かったですよ!!


開演前に、有川浩さんのレクチャーがあったりして、劇団の色も出てたし…


ただ、ちょっと長かったなぁ…


少年がある事件に巻き込まれるんだけど、その辺はもうなんだかお腹いっぱいって感じで…


もう少し、シンプルなお話の方が、私的には好み…余計なお世話ですが…(^_^;


最後にサンシャイン劇場は、見やすい劇場でした。ホール内も綺麗で、イスも良かったです。改装したのかな…


内容には全く関係ないけど、今時の中高生は修学旅行の班別行動で、人気劇団の芝居を観に来れるのね…


羨ましい…私達の頃は、夜の班別行動なんて、湯飲みの絵付けくらいだったわ(x_x)