今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

上野動物園 双子パンダ母子観覧


上野動物園にシャンシャンの兄弟が生まれたのは昨年6月。シャンシャンも小さかったけど、今回は双子ということで、さらに小さな赤ちゃんだった。


コロナ禍での上野動物園休園などもあり、慎重に慎重を期して準備された双子と母親の母子公開もたった3日でお預けとなった。


その後、蔓延防止措置が解除されたことで、東園シャンシャンと西園パンダのもりのリーリーの公開が先行され、母シンシンと双子は通常のパンダ観覧とは別の申込み抽選制で観覧が始まった。


双子は休園期間中に兄シャオシャオと妹レイレイと名付けられた。上野動物園によるパンダの生活ぶりを収めた動画が毎週公開され、手に乗るほど小さかった双子が日々逞しく成長してる姿を皆が知ることができた。


そんな赤ちゃんだったシャオシャオとレイレイは1人で、いや1頭でタカタカと駆け回るようになり、パンダ舎に隣接するお庭に出て、母親を追いかけたり、好きな木を見つけてよじ登ってみたり、昔のシャンシャンみたいな姿を見せてくれる。最近では、木の枝の間に上手く体を置き爆睡してる姿が動画に度々登場する。


最初は体重にも差があったが、今では2頭とも同じように成長してる。2頭の世話や健康管理上、その識別のために飼育員さんたちのアイデアと思われるシャオシャオの背中の緑色のライン。これが意外に可愛らしい。シンシンもレイレイも本人であるシャオシャオもこの色には特に気を留めないらしい。まぁ、彼らもシンシンの子だからね(汗)。


そして、私は何度も落選を経験し、やっとのことで母子観覧に当選。


ところが、当日は冷たい雨の降る寒い日で前日との寒暖差10℃以上というとんでもない日。14:30入場で当選したので、シャンシャンの再観覧には当然間に合わず…いや、雨だったし、再観覧は少しは空いてたかもしれないし、双子母子観覧終了してリーリーに会ってからダッシュして東園に向かえば十分間に合ったかもしれないんだけど、とにかく寒かったし、上野動物園って意外に広くて、とても戻る気になれず、そのまま弁天口へ。


雨のせいもあって、母子は基本的に室内だったようで、私の観覧順が回ってきた時にはシャオシャオは室内の木の上で、レイレイは室内の地べたで笹にまみれて爆睡。シャオシャオは雨の中でも外に出たのか、ドロッ泥で、緑ラインが薄まってる(汗)。


そして、私の観覧順が外に移動したタイミングでシンシンも室内から外へ。動くシンシンを自分の目で見たのはいつぶりだろう。のっしのっしと歩くシンシンがガラスボードの方に歩いてきた時には歓喜の声をあげそうになってしまった。


相変わらず、元気で大胆なシンシン。その子育ても、相変わらずなんだろうなぁ。


最近、シャンシャンは体が大きくなったなぁとよく思っていたけど、シンシンに会ってみたら、やっぱり子を産んで育てるパンダはデカイんだなとあらためて思った。そして、シャンシャンはまだ子供なんだなと…


きっとコロナの方向性が見えてくれば、シャンシャンの帰国も話題に上るだろう。移動もこの1年くらいがギリギリのラインかもしれない。環境の変化は動物の生活に大きく影響し、極端なことを言えば、命にも関係してくる。元気なリーリーとシンシン夫婦を見るとシャンシャンにも健康な母親としての生活を送らせてあげたいと思う。


さぁて、次回の母子観覧抽選に申し込まなきゃ!