最近のパンダ熱のせいで、気になる本を読んでみた。
「上野の山はパンダ日和」東邦出版(佐川義明)
パンダの可愛らしい姿を収めた写真集ではなく、ちゃんとした(汗)、読み物としてのパンダ本を3つ、図書館で見つけて読んでみました。
「読むパンダ」…
直接パンダに関係するとは思えない(汗)作家さんや思いっきりパンダ関係の学者さんとか、さらには「たれぱんだ」を大ヒットさせたデザイナーさんとか…
様々な人がパンダについて語る。パンダって、どんな人の心も一瞬で掴んじゃうのねっていう話。
登場するパンダは日本のパンダばかりじゃないので、それもまた面白い。
「パンダ通」…
まさに日本一のパンダ通、黒柳徹子さんがパンダにまつわるエピソードを語る。
後半は、動物写真家の岩合光昭さんとの対談。
中国で「野生」のパンダを写真に撮った貴重な経験を岩合さんが語る。その時の貴重な1枚も掲載されている。
「上野の山はパンダ日和」…
こちらは上野動物園のパンダ飼育員の方の著作。元々、上野動物園で飼育員をしていた時にランラン、カンカンが来日し、後日パンダ係に異動になって、長らく、パンダたちの様子をそばで見てきた人だ。
パンダを飼育するための工夫や実際のパンダたちの性格など、そばにいるからこそ知れる話がいっぱいだ。
特に繁殖にかかわる話は、そのご苦労と強い思いを感じて、あっという間に読み終える。
なんだろう。このパンダちゃんたちの魔力(笑)
上野のシャンシャンは、最近ではお母さんを真似て、笹を食べ始めたそうだ。いよいよ独り立ちへのカウントダウン。
白浜のお母さんラウヒンについ最近赤ちゃんが生まれた。小さな小さな赤ちゃん。でも、目や耳がうっすらと黒みを帯び始め、しっかり成長している。
パンダって一口に言っても、いろんな性格で、お顔だって全然違う。それでも、会う人をほっこりさせる不思議な生き物。まさに珍獣なんだろうな。
ぜひ、お読みください!