我が家的にすっかり恒例行事になりつつあるコンサート「ベートーベン・マラソン」!!
正式名称はクラシック・コンサートらしからぬ「!」マーク付きのタイトル(^_^;
聞く方も大変だけど、演奏する方はもっと大変な感じのほぼ12時間のコンサート(^_^)v
今時の長時間使用に耐える椅子の構造に全く関心が無いかのように思われる日本が世界に誇る音楽ホール「東京文化会館」@上野…
ベートーベンの交響曲を1番から順に9番までを演奏するコンサート(^_^)v
おそらく、日本ではこの大晦日の上野だけの一大イベントだと思います。
コンサートは、亡くなった指揮者の岩城弘之氏の呼びかけで始まったもので、岩城さんが亡くなった年には1曲ずつ指揮者を替え、追悼のコンサートになったそうです。
その後、「炎のコバケン」こと小林研一郎氏が全曲指揮をすることになり、現在に至っています。
小林研一郎氏を中心とする岩城メモリアル・オーケストラと称された楽団は、NHK交響楽団のコンサート・マスターである篠崎史紀さんをコンマスに据え、NHK交響楽団のメンバーを中心に、日本の各地域の楽団で首席を勤める人達が参加した夢のようなメンバーで構成されています。
そして、曲の間の休憩には、このコンサートの発起人の1人でもある三枝成彰氏のクラシック音楽のレクチャーがあり、私のような素人でも十分に楽しめるものになっています。
一流の演奏家によるベートーベン尽くしの一夜(^_^)v
大ホールでは、全交響曲。小ホールでは、全弦楽四重奏曲のベートーベン尽くしの一夜(^_^)v
機会があったら、是非大晦日のイベントに加えていただきたいお勧めのコンサート!!
まわりの皆さんの感想に耳を傾けてみると、毎年(…と言っても、まだ4回しか参戦しておりませんか…)「3番(英雄)」の評判が高いんです!!
数字の順番通りに演奏するので、「エウレカ」は前半の山場ではあるんだけど、私は毎年あんまり感動しなかったのねぇ(^_^;
サラッと演奏されちゃう「1番」「2番」の方が良かったりしてたんだけど、今年は違いました(^_-)「3番」、良かったです(^_^)v
毎回、「7番」「9番」に感動して帰ってくるんだけど…今年はみんなも感動してる「3番(英雄)」「5番(運命)」もとっても良かった!(^^)!
もちろん「7番」はダントツだったけど、「9番」は合唱はいつにも増して、声量があって、素晴らしかったんだけど、ソロの声楽家の声が、合唱の声に消されてしまって、そこが残念だったなぁ(T-T)
だから、「9番」は演奏重点の第4楽章が1番良かったなぁ(^_-)
まぁ、私の用な素人の感想はあまり参考にならないけど、とにかく感動の年明けを迎えられること間違いなし(^_^)v
年々、コンサートの認知度が上がっているのか、開演時からほぼ満席で始まるようになったかな…
何度でも入退場が出来るので、1枚のチケットを友人同士でシェアしたり、好きな曲だけ聞きに来たり…その人なりの楽しみ方が出来るコンサートでもある。
また、今年の大晦日も篠崎さんを中心とする岩城メモリアル・オーケストラ演奏、小林研一郎氏の指揮でコンサートが予定されています。
頑張って、チケット争奪戦に勝利せねば(*^_^*)