確かに、このドラマでのチョン・イル君は超美形で、「美賊」という言葉がぴったりですが…
義賊となるまでのイルジメの成長過程があまりにも他者に振り回され過ぎ(゜o゜;
自分の預かり知らぬところで、人生が翻弄されていく…ある意味、可哀想な生き様…
捨てられた子犬が必死に生きていくような…
原作がマンガだそうで…毎回、ドラマの最後の場面がマンガに変わるのだけど、あぁいう筆致のマンガというより、劇画なのね、きっと。
日本でマンガ原作っていうと、なんだか家族みんなで見られそうな気がするけど、これはちょっと違うよね…
成長過程で、妓生(キーセン)とかかわったり、山で出会った女の子を愛したり…
ただの義賊ではなく、愛する人が死んだと思い、絶望感を味わうと自暴自棄になって、今まで、いくら悪人退治とは言え、けして人殺しはしなかったのに、悪徳役人を手に掛けたとこなんか、無理矢理「正義」を振りかざすのではなく、繊細な青年という描き方…
いろんなことが淡々と描かれ、全24話の中に過激にあおるようなドラマチックな場面は無く、韓国の史劇(日本で言う時代劇ね…)って、どれもこれもNHKの大河ドラマみたい…(^-^;)
珍しく、ほとんど早送り視聴をしなかったので、かなり長い時間をかけて、じっくり見た。そのせいか、じわじわと感動というか、ドラマの名場面が蘇ってくる。
ラストの清との戦争で、大切な人と離れ離れになりながらも9年という歳月をそれぞれの場所で、お互いを思いながら、精一杯生きるイルジメとウォルヒ…
最終回になって初めて、韓国ドラマの恋愛パターンになってきたような…
人の出会いの不思議と、縁の深さを感じる場面で、良かったけど…10年近く経ってるのに、2人があまり老けてないのにはちょっと笑える…
でも、イルジメが母と別れ、再会するまで20年らしいから、そこから9年だから、最後の場面でも2人はまだギリギリ20代なのかな…(^-^;
そして、義賊として、黒装束の時のチョン・イル君が、覆面から目だけ出してるお顔…チュ・ジフン氏に良く似てる!!
ホントに似てる(^_^)v今度、2人の兄弟役を見たいなぁ(^_-)
疲れたけど、ちょっとちゃっちぃ作りもあったけど、それなりに面白かった(^_^)