6月1日ハシゴデーの3本目は公開前からやたらと評判が良く、公開後も思いっきり評判が良い「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」!!
主演は、ライアン・ゴズリングとアカデミー賞に主演男優賞ノミネートのブラッドリー・クーパー!!
最初は、ライアン・ゴズリングの映画で、ある日突然主役がブラッドリー・クーパーにバトンタッチ!!
そのバトンタッチがお見事というか、なんというか(^_-)
登場人物がガラリと変わるのに、なんの違和感もなく新たな物語の始まりを観ることが出来る。
映画の内容云々よりも、私はこの場面転換というか、導入部に「うぉ〜」ってなりました(^_^;
全編を通して、自分ではどうしようもないものに左右される人生…その中で、巡り会うべくして巡り会った人たち…
お見事だった物語の転換点で交錯した2つの家族…彼らは15年の歳月を経て、再び出会う。
親たちの出会いは、その息子達に引き継がれる。この辺りもお見事としか言いようがないなぁ(*^。^*)
その場面、場面で俳優たちの素晴らしい演技を引き出している演出力、構成力、それと合わせて、そのベースとなる脚本が良いのだろうなぁ…偉そうに、相当上から目線だけど(^-^;)
監督の前作「ブルー・バレンタイン」はまだ未見なのですが、その時も公開時から監督の評判、作品の評判は共に良かった記憶が…
分かる気がする!!
2人の主人公、2つの家族、それぞれの物語、それぞれの生き様を描くから、この映画は長いです。ホントに長い!!
でも、苦にならない長さと言うんじゃなくて、なんだろ、納得のいく長さっていうのかなぁ…
最終的には、新たな運命の出会いをした息子達はそれぞれの道を行く。
ライアン・ゴズリングの息子は、父親の轍を踏まず、しっかりと生きていけるだろう。でも、ブラッドリー・クーパーの息子はより落ちぶれていくだろうなぁ…
だからこそ、生き残ったのだから…