韓国ドラマの感想を書くのは久しぶり(^-^;
いやぁ、ほぼ毎日、何かしら見てはいたんだけど、「童顔美女」か「ミュージカル」か「ファントム」のリピート視聴で、新しいドラマは、チェ・ダニエル君の新作「揺れながら咲く花」まで何も見るもの無いなぁと勝手に思いこんでた。
この「シンイ」に関しては、イ・ミンホ君主演ということで、知ってはいたけど…
カッコいいけど、あまりにカッコ良すぎで、ドラマに入り込めないタイプの俳優さんだから、結構見るのを躊躇してたのよねぇ(^-^;)
それに、なんて言っても、日本初放送がNOTTVって(゜o゜;)
また、フジテレビが「シティハンター」みたいに特別編集版を放送するかもしれないし、待てばいぃ〜やと…
そして、ホントにフジテレビで特別編集版の放送が!!でも、フジテレビのダメなとこは、字幕が無いこと!!
基本の放送は吹き替えでも良いから、字幕を入れて、2ヶ国語放送にしてくれれば…TBSはちゃんとやってるのに(・_・;)
で、見始めたら、面白い!!
ミンホ君のカッコ良さ抜きでも全然大丈夫(^-^;
マドンナ役のキム・ヒソンさんが、とてもチャーミングで、明るく芯の強い現代女性を演じていて、それが時空を超えてもぶれない!!
むしろ、死んだように生きていた高麗時代の武士に新しい生きる目的を与えていく。
チェ・ヨンとユ・ウンスは時空を超えて、赤い糸で結ばれていたんだなと納得してしまえるような…
ラストはまさしくそうだよね。
ただ、ひたすら、チェ・ヨンは待ち続ける。ウンスが連れ去られた時、自分が倒れた場所に…
ウンスが姿を消した時、そこはま だ元(げん)の領土だったけど、必ずやウンスが戻ることを信じて、その場所を高麗の領土へと奪還する。
それにかかった月日が4年。
そして、いつでもそこに待っていられるようになったその時に、ウンスは確かに帰ってくる。
これもみな運命。
あの木の下で、久しぶりの再会。言葉は無くても、お互いにこの日を迎えることを信じて、必死に生きてきたことを知っている。
なんとも、ステキなハッピーエンドだ…
音楽もメインタイトルがなかなか壮大な曲で良かったし…
なにしろ、このドラマの監督さんはあの「大王四神記」を撮られた方。
ドラマの中にも同じロケ地が登場したり、ファンタジー史劇としても、歴史上の人物をちゃんと取り込みながら、楽しませてもらった。
ドラマ放送後、本国ではギャラの不払いなどでトラブルが発生し、訴訟にまで発展したという。その心労からか、監督が自殺をしてしまったという。
残念…
製作サイドの問題で、現場の人たちが苦悩すれば、作品の質など期待できない。
もう、こういう史劇を見ることは出来ないのだ。
同じ、ファンタジー史劇でも「太陽を抱く月」は面白くなかった。子役が主人公を演じたドラマの最初の頃は、主演子役2人の熱演が素晴らしくて、目が離せなかったけれど、大人の役者に変わってからは…いつの間にか、ただの恋愛ドラマの時代劇versionに変わってて…作品の魅力もさることながら、役者の魅力が大きいのかな…
キム・ヒソンさんがとても、良かったもん!!
それと、ミンホ君が段々と近衛隊の隊長として貫禄が出てくるのがまたねぇ…
衣装や髪型、メイクなど様々なプラスアルファで年齢的な細工は出来るけど、立ち居振る舞いは別物だから…
ミンホ君はやっぱり上手よね!!
彼は、苦悩する寡黙な役が似合う。そこが、チェ・ダニエル君と真逆(^_^;ダニエル君が、寡黙なんて、イメージわかないもん(^-^;
スマートで、ステキなミンホ君。現代的な顔立ちながら、こうも史劇が似合うとは!!
殺陣などのアクションはまだまだ成長の余地はありそうだけど、寡黙な武士ってのは似合う人と似合わない人がいるから…
思いの外、楽しめちゃって、ラッキーでした(^_^)v
私はテレビ放送を追っかけながら、結局レンタルで全話を見たんだけど、セル版は全24話で、レンタルは全20話!!
この違いは何?
本国で放送が終わって、まだそんなに経たないから、74分ルールだったかには拘束されるんだよね。あれっ、75分だっけ?
レンタル版は、1話が80分ある巻もあったから、これも特別編集版なのかな…まぁ、そうだよね。だって、1巻1話収録ってあり得ない!!ファンの人なら、全巻にあるメイキングに涙を流すかもしれないけど、私のように単にお話が良かったという人間には、こんなにメイキングいらないし、その分、巻数を減らしてもらいたかった(ToT)
そんな文句もつい出ちゃいますが、ドラマ自体は良かったです(^_^)v
役名のある近衛隊士とそうでない俳優さんにずいぶん空気の違いは感じたけど(^-^;)