今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

マラヴィータ


特にサービスデーでもないのに、意外に混雑している劇場内で、まぁ、ロバート・デ・ニーロが出てるしっていう理由で選択!!


同じようなタイムスケジュールで上映中の「悪の法則」とどっちにしようかと思ったんだけど、こっちを選択して正解(^_^)v


なにしろ、面白かったしね(^_-)


で、エンドロール観て初めて知ったんだけど、製作総指揮マーティン・スコセッシ、監督はリュック・ベッソン(゜o゜;)


え〜っ!!!


お話の内容っていったら、B級感漂ってるし、みんなタダ働きかって感じのお安い作り…だよね?


これだけの製作陣で、これだけの出演者でキーポイントがよく知らない若手俳優って(^-^;)


しかも、お安い映画でよく見かけるように人がバンバン死んでく…でも、面白い!!


いやぁ〜、こういう映画は製作陣と出演者のビックネームに期待しちゃうのが通常の流れだからさ、みんなの感想は極端だと思う。


この人たちなら、もっと良いものって思う人とこのメンバーでこのバカらしさってサイコーって思う人と…


んふふふふふ…


私はもちろん後者でございますよ。


主人公はニューヨークの街を牛耳ってた元ギャング。


永年のギャング生活に終止符を打ったのは掟破りのタレコミをしたから。華やかで危険に満ちたニューヨークでの生活を投げ捨て、「証人保護プログラム」で彼は家族と共に南フランスにやってくる。


でも、彼のせいで収監されたかつての仲間たちはなりふり構わず、彼ら家族の抹殺をはかる。


2000万$の懸賞金を目当てに、殺し屋たちは本人かどうかも確かめず、家族構成が似てると言うだけで急襲し、抹殺する。


ひっそりと、でも近隣に溶け込んで暮らしていかなければならない元ギャングとその家族。


彼らには24時間FBIの監視がつき、怪しい人影には異様に敏感な毎日。


お父さんのお仕事の都合で、2人の子供はいろんな影響を受けている。争いごとの始末の付け方は父親譲り(・・;)


そして、恋愛も友情も2人には普通には進まない。そうして、悩んで、家を出る決意をした時、皮肉なことに追っ手の殺し屋たちが彼らの居場所を突き止めて大勢で押し掛ける。


狙われる原因の父と母は、巨漢の殺し屋を2人でやっと仕留めるお粗末さなのに、姉弟は華麗に殺し屋たちに立ち向かっていく。


家族の因果…


そこら中に人が転がってる(゜o゜;)


そして、彼らはまた名前を変えて、新しい街へ…


サラッと楽しめる映画だ。人はいっぱい死んじゃうんだけどね( ̄。 ̄;)


途中、仕事は作家だと偽ったために地元の映画鑑賞会に出席する事になった主人公。ここは笑えます!!遊び心ってこういうのね!!