TOHOシネマズみゆき座にて鑑賞。
この映画、はっきり言って、主人公はスカーレット・ヨハンソンでなくても全然オッケーな気がする(汗)
テンポ良いし、面白いけど、ストーリーを楽しむって感じの映画では無いなぁ。荒唐無稽なSFアニメの実写化っていうイメージで語れば1番近い気がする。
もうかなり前だから、正直ストーリーも何もほとんど思い出せないんだけど、「AKIRA」に近い感じの映画かなぁって思った。
なんだか分からないうちにマフィアの企みに利用され、運び屋にさせられてしまったLUCY。
ただ荷物を運ぶっていっても、お腹に荷物=薬物を埋め込まれてしまったので、大変。監禁された彼女は、チンピラにお腹を蹴られた時にお腹の薬の袋が破裂してしまい、薬が体にまわり、彼女の脳が覚醒する。
脳の覚醒の度合いが高まるにつれ、彼女は人間的な部分を削ぎ落としていき、いよいよ荒唐無稽な世界に突入。
ヨーロッパの各地に散らばった自分以外の運び屋を捕まえて、残りの薬を自分に注入しないと24時間以内に死んでしまう…
そうなのか?って思うけどさぁ。そんなのお構いなしに話は進んでいく。
自分を追ってきたフランスの刑事さんを相棒にパリの町を過激にカーチェイス‼
おフランスって、カーチェイスの撮影に理解があるのかしら?おフランス映画って、決まって物凄〜いカーチェイスが描かれる…「ボーン・アイデンティティ」とか「ダ・ビンチ・コード」とか…
覚醒したLUCYの脳のおかげで、町行く車は彼女の統制下に置かれ、けして彼女の車にはぶつからないΣ(゚д゚;)
絶対ぶつかっては来ないけど、他ではボコボコに事故ってるという変に完璧なカーチェイス。
その甲斐あって、彼女はマフィアの追っ手を振り払い、全ての薬物を服用する。そして、人類がまだ見ぬ世界に足を踏み入れる。
黒いヘドロ状の触指が、彼女が頼った脳科学の権威である教授の目の前でコンピューターと彼女自身を呑み込んでいく…
有り得ないんだけど((((;゚Д゚))))
ここら辺りからお話は完全に独り歩きして、残念なことに観客たちは置いてきぼりにされてしまう。
あははははは( ・∇・)
あらためて、リュック・ベッソンってスゴイのねって思ったわ。ワケが分からないという意味で( ̄0 ̄;)
とりあえず、ぶっ飛んでるので、面白いけど、呆れてしまう感じ(笑)