今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

96時間 レクイエム


久しぶりにTOHOシネマズ日劇のスクリーン1で映画鑑賞です。


人気のシリーズということで、そこそこの入り‼


物語の導入部は、一応事件は起きるものの、いつになくのんびりとして、それでいて意味有りげに淡々と進んでいく。


そして、この度は旅先ではなく、自らのホームグラウンドで事件に巻き込まれていく「パパ」


大事な元妻の未来を奪った者の正体を突き止め、愛する娘を魔の手から守り通すため、この度もブライアン・パパはその実力をいかんなく発揮し、暴れまくる。


でも、地元警察もバカではないから、しっかり捜査を進め、パパが巻き込まれている側だと知るのだが…


なにしろ、ブライアンの仕事が的確で速いから、警察が後手後手にまわってしまい、かえって、複雑になっていく。


なんだろう、このやり過ぎ感(汗)


あくまで、表向きは元妻殺しの容疑者として警察に追われるブライアン。1度逮捕された彼が隙をみてパトカーを奪い取り、警察との過激なカーチェイスが始まる。


高速道路での逃走劇は確かに迫力満点なんだけど、赤の他人をおおいに巻き込み、どうみても死亡事故になってるだろうと思われる車の激突シーン。


娘を守るためなら、赤の他人はどうなっても良いのか?


ちょっと引く…Σ( ̄ロ ̄lll)ゲッ!!


確かに前作でもたくさん人は死んだけど、あきらかに無関係の人がこんなふうに巻き込まれてたっけ?


なんだかなぁ…


リーアム・ニーソンが多少高齢になって、アクションも工夫が必要な状況にはなってきたけど、でも、お話は面白いし、楽しめる。ならば、こんな1つ1つのシーンも丁寧に描いてくれたら、気にならないのに…


今作がシリーズ最終作だというので、次回に期待はできないけどね(笑)


今回の映画、タイトルの「96時間」はシリーズ・タイトルとしてだけでなく、事件解決までに要した時間になってるのかな?


安定の面白さを期待する人にはちょうど良いかも。