今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

シーズンズ 2万年の地球旅行


試写にて鑑賞。この映画、小学生以下は500円で観られるそうです。そう言うのがウリだからなのか、試写会場にも子供が結構いた。


でも、97分という尺を考えると当然ながら、対象となる「子供」の年齢は限定されてくるはずだ。


この度も赤ん坊連れが‼


わりと近くの席になってしまったのだが、こういう時に親の姿勢というか人間性が露わになるねぇ(−−;)


子供が声を出してもバタバタしても特に気にしない人みたい。挙げ句、寝かせるために席を離れたのだけど、通路後方つまり場内でお尻トントン。子供の声がずっと聞こえてくる。


さすがに一緒に来てた家族が「ヤバイ」と思ったらしく、ロビーに連れ出したけど。戻ってきたら、戻ってきたで、その子供のいびきがうるさくてΣ(゚д゚lll)


小さな子供と生活してると感覚的に麻痺してくることがあると思う。私もそういう時期はあったしねぇ。でも、それは自分のまわりの小さな世界でのみ許されることで、大勢の人の中で許される範囲は狭まるんだと自覚していないと、たんなる非常識な人になってしまう。


子連れだから我慢しろとか言うつもりは無いけど、何も無い時とは違うんだということを忘れちゃダメだし。やっぱり、きちんとした配慮と気遣いが出来てこそ、まわりも暖かく応対出来るんだよねぇ。


その辺、難しい。でも、そうした配慮と気遣いの出来てる人もたくさんいるんだよ。ただ、出来てない人はやっぱり目立ってしまう。余裕が無いから、まわりに目が向けられないのかなぁ。


ちょっと残念な人と出会ってしまった。


そして、映画の方も残念な…(汗)


とりあえず、地球が生まれてからの動物たちの暮らし、進化を映像と共にナレーションで説明されるのだが、動物たちの生活の舞台となる「森」がとても太古の森に見えない。


だから、動物たちの進化と言われても、ピンとこない。フィクションとノンフィクションの境が曖昧というか…


ただ、映像的にどうやって撮ったのかなぁと思う映像も多かった。例えば、狼の群れに遭遇した馬が森を駆け抜けるシーンなど、ただカメラで馬を追いかけてるだけではけして撮れないと思った。


そこはやはり映画なんだな。


そういった映像的に凄いシーンがあるのに全体のストーリーが今ひとつ繋がっていかないので、残念な印象なんだろうな。


特に後半の狼と人間の出会い以降は、ナレーションがやたら説教的になっていたような…


テレビのドキュメンタリーの大がかり版を期待して行ったのだけど、単なるドキュメンタリーではなく、ストーリー性を持たせていたので、別物なんだなぁと。


でも、子供にもわかりやすく語りかけるナレーションなので、動物が好きな子にはお勧めかも。


ただし、尺はまともな映画と同じです。退屈しのぎ用に、途中に歌や踊りもありません。ということは子供の年齢も当然ながら、決まってくると思います。


アニメやヒーロー物以外で、親子で楽しむ時間を持つのも良い機会。