今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

アーロと少年


久しぶりのディズニー映画です。そして、初めてのムビチケ体験‼


かなり前に予告編観た時、絶対これ観たいと思ったのだけど、当然ながら、我が家に一緒に行くような人もおらず、かと言って子供向けと思われる映画の試写は落ち着いて観られないのはこの前経験したので、観るのを忘れないために前売り券買おうと…


ディズニー映画の前売り券って、ムビチケしか無いの?


たまたま買ったところで扱って無かったのかなぁ。それで、ムビチケ初体験となったわけです(•́ε•̀;ก)💦


ムビチケの席取りが意外にハードル低くて良かったわ。


で、雨降りの朝イチで行ってきましたよ。本格的に春休みになる前だから、子連れが少なくてちょっと安心。


ベイマックス」の時、泣き出す子がいたり、お菓子の袋ガサガサやったりがあったから、多少警戒してたんだけど。


まぁ、1組泣き出したけど、すぐ泣き止んでくれたし。もう1組はず〜っとお菓子の袋か何かをガサガサ、チリチリやってたけど、もう諦めました╮(๑•́ ₃•̀)╭


お話は良かったのにねぇ。


まず、ストーリー的には弱虫だった子が厳しい旅を通して強くなるという王道系。


この映画、なによりも旅行く先々で見る風景の素晴らしさに圧倒されます。一応、風景に見る山や川、森の木々、みんなアニメーションなんだよね?


もう実写と見まごうほどの完成度。


途中、荒野に群れる牛や鳥の姿が映るのだけど、「ネイチャー」でも見てるみたい。そのくらい圧倒的な自然の美しさを見せてくれる映画。


その妙にリアルな映像の中にやたらとソフトなフォルムの恐竜アーロと小さな人間の男の子スポットくんが登場し、違和感なく存在してる。不思議な感覚。


かつて、地球に激突した隕石。それが、その後の生き物の歴史に大きな変動をもたらした。この映画はその隕石が地球を素通りしていった世界のお話。


地球の中心は恐竜たち。彼らは言葉を話し、畑を耕し、狩りをし…対して、人間はやっと二足歩行を始めた時代、走る時は四足だ。そして、月夜に吠える狼の如く、「あぉ~~~」というその遠吠えで仲間を判別するしかない。言葉を持たない生き物なのだ。


互いに言葉が通じなくても、それぞれの経験の中から信頼の絆を深めていく。


家族の住む場所から川の氾濫ために遠くに流されてしまったアーロ。命にかかわる難所も、たまたま旅の同行者となった2人は互いを助け合う。互いに命を助けられた経験が無二の絆になっていく過程は親子で見るのに確かに良い映画。


愛する母の待つ家への命がけの旅。もう、ディズニーっぽい~~~(ง •̀_•́)ง


でも、弱い者から狙いをつける恐竜とのハードな戦いや落ちてる木の実を食べた後のラリっちゃう2人の姿など単純に子供向けの小奇麗なお話ではないとこが良い。落ちてる物は要注意ってこと‼


確か、「ベイマックス」も小さな子供では難しい解釈もあった。


こういう所はまぁ良いんじゃないかと。


2人がお別れするシーンは不覚にも涙が…スポットくんのポチャっとしたほっぺたが可愛いのなんの。その彼が家族と出会ってもそれでもアーロのところに戻ろうとするシーンはホントに胸を打つ。


命がけの旅だったからこその2人の絆なんだと。


素晴らしい自然の描写。やたらと可愛らしい主人公たちのフォルム。愛と希望、勇気を語るストーリー。


良かった(*^^*)面白かったし、感動したし、楽しかった。


余談。四足で駆けるスポットくんを観た時、やたらとハイハイが速くて家でも外でもハイハイで駆け回る息子の小さな頃を思い出した(≧ε≦● )プッ