今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

韓国ドラマ「運命のように君を愛してる」


ギャオの無料視聴で全話完走。ただし、45分ver.のカット版。


多少前後の繋がりに首をかしげてしまうところはあったけど、大筋は分かったので、これで完走(;^_^A


これまたテッパンの財閥御曹司の恋物語


御曹司ゴンにはずっと思いを寄せるバレリーナの恋人がいた。マカオの地で贅を尽くしてプロポーズするつもりの御曹司。しかし、舞台の仕事を諦め、マカオにやってくるはずの恋人は急なチャンスの到来に仕事を選ぶ。


そこへ勤め先の慰労旅行が当選した何をやっても上手くいかない女の子ミヨンがやってくる。


2人は良からぬ目的のためにマカオに来ていたミヨンの義兄とその友人の策略にハマり、一夜を共にする。


2人はこのマカオでの出会いの前に既にソウルで会っていた。恋人にあつらえた指輪を落としてしまい、それを2人で追いかけたのだ。


まぁ、これこそ運命ですね。


というわけで、たった一夜の過ちで妊娠してしまったミヨン。1人で産んで育てる決心をしていたものの、なんだかんだあってゴンと結婚することに。


不本意ながらも結婚を承諾したゴンにも彼なりの事情があった。


彼の家は男が育たない…代々、男にだけ発症する遺伝病があったのだ。祖父も早死し、たった1人の後継者であった父も病気の発症で記憶を失い、家族を捨てて家を出る。


わずかに残る父との記憶。母親もいないゴンは広い屋敷に寂しく暮らしてきた。だからこそ、祖母はいつとも知れぬ病気の発症前に結婚し、後継者である子供をと強く望んでいた。


ミヨンの人を思いやる姿を見て、その暖かい心にすっかり魅了された祖母は2人の結婚に手放しの大賛成。


不承不承結婚したゴンは心に恋人の姿を消せずにいた。それでも、毎日顔を合わせるなかで、ミヨンの優しい心に癒されていく。次第に惹かれていくのだ。


ところが、病気の発症を疑わせる一時的な記憶喪失を経験したゴン。ひとまずその症状は一時的なもので、ミヨンとの繋がりを思い出し、ミヨンへの愛情を確かめるのだが、逆に不安も増大する。


自分が遺伝病を発症したら、どうなるのかと。


ミヨンが待望していた子供を流産したのをきっかけにゴンはミヨンを手放そうと考える。自分が発症したら、ミヨンを不幸にしてしまうから。


まだ心が通じ合う前に子供の誕生と共に離婚を前提とした契約をしていたのを持ち出し、ミヨンと離婚する。


自分の本心を隠して、ミヨンの幸せだけを願ったゴンの選択。何も知らないミヨンは失意のどん底


何かと支えてくれた画家のダニエルと共にフランスへ旅立ったミヨンは画家として成功し、3年後韓国に戻ってくる。


ここから、再びミヨンを忘れられないゴンとゴンの真意が分からないミヨンとのお話が始まる。


高校生じゃあるまいし、互いのことが気になって仕方ないのに素直になれない2人。ダニエルがミヨンに求婚したのをきっかけに2人の関係は大きく動き出す。


全くねぇ╮(๑•́ ₃•̀)╭


大人の純愛だわねぇ。そして、遺伝病を公表し、仕事の第一線から退くことを決意したゴンにミヨンは寄り添って生きることを決断する。


いつ発症するか分からないゴンの病気。行く末にゴンを失う不幸が透けて見える結婚にミヨンの母は最後まで反対するが、ゴンは父の日記にあったわずかな時間だからこそ愛した人のそばにいれば良かったという後悔の念に触れ、ミヨンと精一杯生きていくことを決意する。


いろいろと紆余曲折あるけれど、2人の出会いは運命ではないのかもしれないけれど、でも、運命のように愛するというミヨンの笑顔で終わる。


再婚旅行の済州島でハネムーン・ベビーを授かった2人のお話。実際にはこれからがゴンの病気への心配など大変かもしれないけど、2人が笑顔で新たな出発をしたというラストはそれで良いのかなと。


存在感ありまくりのチャン・ヒョクさん。いつまでも童顔美女のチャン・ナラさん。良いコンビでした。


弱々しい外見ながら、芯をしっかり持つ女性ってナラちゃんのためにある役どころみたい。時々、ちょっと大げさすぎるだろッと引きそうになるチャン・ヒョクssiだけど、今回の役はぴったりだったな。


ブコメもこうも次々と乱発となると主人公の背景にちょっとヒネリが加わります。今回はそれがゴンの遺伝病だったんだろう。私が見たのがカットver.のせいなのか、病気絡みであまり深掘りがなくて、遺伝病を理由に2人は別れたり、傷ついたりしたのにそこがあっさりパスされちゃったので、ちょっと残念。


でも、面白く拝見いたしました*´▽`)b