高校のダンス部がベートーヴェンの交響曲に合わせて踊る映画かと思った(汗)あはははは(~_~;)
全然違いました。試写にて鑑賞。
ローザンヌのバレエ団と東京バレエ団とが共演し、ズービン・メータが指揮するイスラエル・フィルの生演奏でベートーヴェンの「第九」を踊る。日本であったその公演にむけての準備期間を追ったドキュメンタリー映画だった。
実際のステージのシーンは映画終盤に登場したが、全体で言えば、かなり押さえられていた。公演に向けての稽古場のシーンが多く、その場面に流れる「第九」をバックに流している。
稽古と平行し、ダンサー達のバレエに取り組む姿勢や彼らの背景を追う。こういった場面は、やはりバレエが好きな人向けと言えるかな。私は「東京バレエ団」というバレエ団があることも知らなかったし、もちろん、ローザンヌのバレエ団の有名な振付師も知らなかった。
私のような人間には、公演に向けての稽古シーンより、公演そのものの華やかな美しいダンスを多くしてもらった方が盛り上がる(^_^;)ほんと、ごめんなさいって感じ。。。
でも、演奏するズービン・メータの登場は嬉しかった。ダンスは分からないけどね。イスラエル・フィルの練習風景はあまり見られる物じゃないので、これは貴重だと。
NHKのドキュメンタリー番組で放送してそうな感じの内容だった。バレエが好きな人こそ観た方が良い映画だ。
試写上映前に15分ほどのトークショーがあった。映画にも出演している東京バレエ団のバレリーナの1人が登場。映画に関することより、彼女や彼女たちのバレエ観みたいなものへのインタビューが中心で、当の本人も映画を見て、あぁそうだったなぁと思う程度だったみたい。バレエ団のクレジットの中では2番目に登場する女性なので、中心的な人なんだろう。映画の中で東京バレエ団からも1人だけインタビュー映像が流れたが、その人ではなかった。しかし、申し訳ないけど、私には何のことやらって感じで、この15分が終バスに間に合うか合わないかの瀬戸際なので、こういったインタビューこそ、ホントのバレエ好きな人に上映終了後にゆっくり聞いてもらっ方が良いと思った。ホント、ごめんなさい(^_^;)