今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

お家で映画を楽しもう!


さて、いろいろと忙しい毎日、映画館に行くほどの時間は無いけれど、でも、ぽっかり時間が空いた時、都合の良いテレビ・ドラマが無ければ、やっぱり映画を見たいもの。


祈りの幕が下りる時
去年の冬、きみと別れ
「杉浦千畝 スギウラチウネ」
「先生!、、、好きになってもいいですか?」
blank13
ママレード・ボーイ」
「リバーズ・エッジ」


ここ1ヶ月ほどのうちに見たのはこれだけ。自宅で時間潰し的な鑑賞なので、やはり字幕版は辛い。その点、邦画ならちょっと席を立った時もインターホンが鳴った時も対応しやすい。


実は広瀬すずという女優さんはとても苦手。とにかく私は苦手な俳優さんが多い。彼女はその筆頭くらい苦手だけど、たまたまテレビ点けたら、WOWOWで放送が始まるところだった「先生!…」を見た。先生役が生田斗真だったので、まぁ、それで見たという感じかな(汗)。そう言えば、生田斗真の映画もほとんど見たことがないなぁ(汗)感想は…2時間ドラマで十分な気がしたけど(汗)


「祈りの幕が…」は原作を読んでないので、ちょっと心配だったけど、まぁ、加賀恭一郎シリーズなのでそんなに失敗は無いだろうと。阿部寛に対する信頼感!なかなかシビアな本筋のお話と加賀恭一郎の過去にまつわるサイド・ストーリーもあり、ちょっと長い。いや、だいぶ、長い(汗)最近の邦画、長過ぎ…


シビアな方の主役の女の子について、子供時代を演じた若い女優さんと大人になってからを演じた松嶋菜々子があまりにイメージがかけ離れていて、最初すんなりと受け入れられなかった。ここは、かなり残念。若い女優さんが熱演してただけにホントにもったいない。松嶋菜々子ありきのキャスティングなんだろうか…そしたら、松嶋菜々子も出るもの間違えたなって感じ。


1番驚いたのが「去年の冬…」だ。初めてEXILEの岩ちゃんが出てる映画を見た。本名をちゃんと知らない(汗)なかなか強烈な役どころ。岩ちゃん演じる主人公が誰より愛した女性。でも、彼女を大切に思えば思うほど、すれ違う二人。そのささいな行き違いに魔の手が伸びてくる。愛する人を悪魔に奪われた男の復習劇。優しい顔の岩ちゃんが復讐に燃える悪魔になる。。。


イカれ悪魔役の斎藤工さん。「昼顔」の印象があまりに強くて(汗)、こんな壊れた人を強烈に演じるとまた良い味が!ただ、エンディングは主人公の岩ちゃん的には目的を果たし、普通に終わる。内容からして、もう少し救いのない終わり方をするかと思ってたので、そこにもびっくり。原作がある作品みたいだから、それがそうなのかな。


ママレード・ボーイ」は今売り出し中の吉沢亮くん主演なので見てみた。最近の恋愛映画は人気コミックの映画化が大半みたいな印象。マンガって凄いね。


もう、私はおばさんなので知らないタイトルばっかりだが、これは違う。思いっきりハマって、コミックまで読んだのだ(汗)。もう話の細かな筋は忘れちゃったけど、大筋はしっかり覚えてるので、どんな感じに仕上がってるのか楽しみだった。そして、良い感じに出来てた。生田斗真の「先生…」より断然良かったな。やっぱ、吉沢亮は凄いや!


「杉浦千畝…」は日本人はちゃんと見なさいって感じだ。ユダヤ人の方々が多く鑑賞されたと聞いた。個人として助けた人数は飛び抜けてるそうだ。国の指示と自らの良心の板挟みの中で苦しみながら決断する姿は感動するし、その勇気をしっかり学び取っておかないと。こういう役を演じる唐沢寿明は安心感がある。


「blank…」は、俳優の斎藤工さんが監督した映画だ。映画の理想は90分だと思うが、おつりが来る70分代!よくもまぁ、こんなに個性的な人たちばかりを集めてきたなと、そちらに笑ってしまう。主人公の中ではダメダメなお父さんでしかなかったが、自分の知らないお父さんはダメダメじゃなかった。それを知らされた時の痛みは怒りになって爆発しそうだ。


「リバーズ・エッジ」は二階堂ふみ吉沢亮のダブル主演なので、今流行りの恋愛マンガの映画化かと思って、なんの予備知識無く見始めた。見始めて、監督が行定さんで、R指定が付いてたことに気がついた。あれ?PGだったかな?


かなり挑戦的な映画だった。高校生の日常を追う映画なのにモザイクあるし(汗)。スクリーン・サイズが昔のテレビのサイズだった…服装からみて、結構昔の高校生の話かな。だから、昔のテレビサイズ?今時、私服の高校なんて、公立でもほとんど無いもんね。つまり、それが普通だった時代の話か?撮影してる高校の校舎が私の学校かと思うくらい似てたのには笑った。


正直、映画自体は何が言いたいのか分からなかったけど(汗)、普通に教室で行き交う高校生の日常にも事件は起こるという話…私は何も起きない高校生活を送れて良かったと胸を撫で下ろす(汗)


正直、私にとってはどの映画もお金払ってまで観には行かないかなって感じだったけど、言葉の面でやっぱり邦画は気持ちが楽だ。お家でWOWOWにお世話になって、他の映画も見てみよう!