今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

銀魂2 掟は破るためにある(副音声ver.)

この度、久々の2回目鑑賞。

昨年の「銀魂1」はどこまで原作やアニメの持つ「雰囲気」に太刀打ちできるかという命題が大前提で、それが意外に好評だったワケだが、ストーリーとしては、主要登場人物のご紹介的な役割もあって、今回がある意味、ちゃんと映画として成り立ってないとせっかくのパート1の成功も水泡に帰するワケで…

とかなんとか言ってるが、面白かったから2回目なワケで…(笑)

さらに、スクリーンを観ながら副音声を聞けるという新鮮な試みにちょっと好奇心をそそられたっていうこともあって、今度は新宿バルト9まで行ってきました。たまたま、新宿に用事があっただけなんだけどね(汗)

まず、音声を拾うためには副音声アプリをダウンロード。これは、目の不自由な方に音声ガイドを提供するために開発されたアプリのようで、これまで、こういうアプリの存在を知らなかった者としては、新しい映画業界の試みにまず拍手。

以前、主人公が音声ガイドを勤める映画「光」を観てから、興味があったので、実際にこうして劇場で使われているのだと知り、勉強になった。

それをさらに進化させて、一般の鑑賞者にも更なる情報提供をしようという試みなんだろう。

オープニング直後、スクリーンでもピー音で消されてるセリフに被るように、副音声で喋る監督福田氏と主演小栗氏の会話にもピー音!

小栗氏が日本アカデミー賞にノミネートすらされない原因となる映画の数々がピー音で伏せられているらしい。こんだけ、ピー音が続くということは今後も小栗氏の日本アカデミー賞での晴れ姿は見られることはないと思われる(笑笑笑)

映画前半の将軍を巡るギャグ満載部分は、そのシーンに関わるエピソードだったり、感想だったりが語られている。知られざる裏話などにちょっと笑ってみたりする。

そして、一度「真選組」が登場すると小栗氏の喋りがヒートアップ(笑)沖田を演じる吉沢亮の美しさへの妬み嫉みが満載だ(笑笑笑)

かなり可笑しくて笑っちゃうのだが、劇場には副音声を聞いてない人もいるので、そこは失礼の無いように、口を閉じ、笑いを堪える。結構、ガマン比べ状態(汗)

席を選択するときにチケット売り場のお姉さんに「実は副音声を聞きながら観るつもりなんですけど、どこら辺ならまわりに迷惑かけないですかねぇ」なぁ~んて相談して席を取ったんですよ!

仮に話の流れと全く関係ないとこで笑っちゃっても、誤魔化せる場所って。

そこで中央ブロックを避け、サイドのブロックで出入口から遠いところに決めたのです。ギリギリ入場する人は出入口近くに席を取ることが多いので、遠くなら、近くに人もいないだろうからと。

あらかじめ、そうした相談をしたら、お姉さんからは「お気遣い、ありがとうございます」とお礼を言われましたが、丁寧に対応してくれたお姉さんにこそ、お礼を言いたいくらい!

そんなこんなで、私の列には他に人もおらず、多少なら場違いな笑いも許される環境で鑑賞。

ギャグ映画だった前半は副音声を片耳で聞き、スクリーン上のストーリーを追いかけ、器用に楽しめました。でも、これは2度目の鑑賞だから。最初に副音声付きはかなりハードだと思う。

だって、後半からの「真選組動乱篇」については、スクリーンに観入っちゃって、副音声を聞き逃すことも度々(汗)

まぁ、新しい試みにチャレンジしたということで、良しとしよう!って感じ。

万屋3人組と真選組3人組がとってもマッチしてるので、出来れば続編も見たいところだなぁ。ただ、最近の吉沢亮くんのブレイクぶりを見ていると、彼のスケジュールが1番空かないんじゃないかと思う(笑)そりゃあ、もう小栗氏ぷりぷりっ(笑笑笑)

ちゃんと芝居の出来る人たちが真面目にコメディというかギャグ映画に取り組んでる姿は、感動しちゃうよね(笑)