今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

翔んで埼玉


多分、私1人では観に行かなかったと思われる映画。公開以来、どこの劇場でも大ヒットしてるらしいことは聞いてはいたが、私の選択肢には無かった。


ところが、先週末になって、突然相方が「翔んで埼玉」を観に行こうと言い出した。しかも出先で(汗)。ネットで劇場探しを始めるとどこも完売や残りわずかの状態。昼間に検索してるのに夜の9時過ぎの回しか席が選べない!


ホントに大ヒットだ!ということで、先週末のリベンジ!行ってきました。


確かに混んでる!しかも、若者だけじゃなく、私と相方のようなおじさん&おばさんもいっぱい!私ったら、まず原作を知らないし、誰が出てるのかも分からない。そんな状態で行ってみたけど、楽しめた(汗)。


全編、東京と比較して埼玉をディスりっぱなし。確かに子供時代から埼玉は「ダサいたま!」って言われてたよなぁ(笑)


東京も必ずしも全てがOKという訳じゃなく、ちゃんとランクがあり、八王子辺りはちゃんとディスられている(笑)。


まぁ、全編完全ドタバタ喜劇で、肩肘張らず、ゲラゲラ笑って、あぁ~面白かった。。。という映画だった。


「翔んで埼玉」というより「戦う埼玉」だ。埼玉の女の子が結婚を決めた同じ埼玉に住む男性との結納に向かう途中。カーラジオから聞こえてくるのは、埼玉のとある都市伝説。


徹底的に虐げられ、バカにされた埼玉が東京の不正を暴き、東京を見返すという都市伝説が語られ、その話に完全に入り込んじゃった両親や恋人が埼玉の素晴らしさに気づき、埼玉愛に目覚める…というストーリー。


GACKTの年齢負傷な埼玉人がなんとも言えずカッコいい。多分年齢設定は高校生くらいの筈だけど(笑)。これはこれで成立してるのだ(笑)。


以前、新潟に転勤で住んだとき、転勤族ばかりのマンションに入居してしまった。私が入居した年は転勤してきたのは我が家だけ。お母さん連合にお誘いを受け、お茶会に参加した。


私が東京から転勤してきたと言ったら、一瞬その場が静まった。東京には行った事が無いという東北を転勤してるとあるお母さんが「東京から来てる人はいっぱいいるのよ」と。


その時、たまたま欠席していた「Aさんは浦和、Bさんは松戸なのよ。近く?」…と。その場に居たCさんは大宮で、Dさんは…とどんどん東京から離れていく~(汗)。その人たちみんな自らを「東京から来た」と言ったらしい。


私はその時は北区から転勤したので、近いと言えば近い。浦和も大宮も京浜東北の沿線だし。でも、都心からそっちに行く時は、宇都宮線(当時は「東北本線」と言いました!)を使った方が早いし、便利。


埼玉も千葉もなんで本物が来たらすぐバレるような嘘をつくかねぇと驚いたのを覚えている。おまけに私が23区生まれの23区育ちだと分かると近寄ってもこなくなった(笑)。23区って言っても千代田区でも新宿区でもない、とりあえず23区内で生きてきたってだけで。威張れるもんじゃないし、23区内にもちゃんとランクはあるんだよ。。。(汗)


埼玉が「ダサいたま」だとも思わないし、千葉が「地引き網」で体力作りとも思わないけど。あの転勤先での変な見栄の張り具合にはホントにびっくりしたんだよね(笑)。そんなところがネタにされちゃうんだよね(笑)と。。。