ディズニーは最近の映画にハズレが無いせいか、いろいろと冒険をしてくる。アニメーションで成立した「ライオン・キング」を「実写映画」化すると！
しかし、「実写」ではない！だって、ライオンや鳥は喋らないでしょ？(笑)
フルCGアニメーションというのかなぁ。専門的なことは分からないけど、本当の動物が歩き、走っているかのような映像だった。監督はジョン・ファブロー。「アイアンマン」を観てる人にはお馴染みらしいが、私は「アイアンマン」は観たことないので、私にとっての彼は「キューバ・サンドイッチ」の人。確か、あの映画を作るために「アイアンマン」を降板したと聞いたけど…彼は多才な人なのだなぁ。
多分、「ライオン・キング」のアニメ映画は見たと思うが、1つも覚えてることが無い(汗)。今回、あらためてこんなストーリーだったのかと思ったくらい。百獣の王たるライオンだけど、シンバはちょっと微妙。偉大な父の血を引いてない。強く逞しい母の血も引いてないように思う。結局、仲間に支えられ、なんとか敵を打ち破ったに過ぎず、これが王になるのかと思うとちょっと不安。。。
そんな感想。ストーリーには正直ツッコミどころがいっぱいな気がするけど、ほぼアニメ映画に忠実にリメイクされていると聞いたので、それはアニメ映画にも通じるツッコミ箇所なのだろう。
ただ、この映画はアニメ映画とは違う感動も得られる。その映像の美しさだ。ティモンとプンバァだけはちょっと他の妙にリアルな動物たちとは一線を画していて、それはそれで、なんとも言えないんだけど(笑)。こうもリアルに描かれてくると、いつのまにか動物たちが喋ってるのもアリなんじゃないかと思ったり。
素晴らしい映像に感動するために是非、スクリーンで。
