今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

ロング・ナイト 沈黙的真相


「ロング・ナイト 沈黙的真相」(中国ドラマ 全12話)


GW中にNHK-BSプレミアムにて、3話ずつ夜中に放送したものを録画でイッキ見視聴。


中国ドラマと言っても、流行りの宮廷ものじゃなく、サスペンスというか、社会派と言われる部類のドラマ。


なかなか硬派で最後は泣かされるお話で、まさかこんなに強く胸を打つとか考えてもいなかった…(汗)。


とある田舎の村で起きた事件が発端。派遣されてきた都会の教師が、自分が担当する生徒が巻き込まれた事件を調べる中で、大企業の経営者と地元警察幹部の癒着の証拠を掴み、それが原因で殺されてしまう。


その教師は濡れ衣を着せられ、水死体となって発見され、罪を苦にした自殺と処理される。


しかし、これに納得いかない若き検察官が人生をかけて事件を追いかける。彼は亡くなった教師とは大学の同級で、彼を知る検察官はその彼が罪を犯すなど考えられない。


それが事件捜査に関わるきっかけとなった。その過程で、自殺と処理されたことに不審を抱く刑事、教師の元恋人、そして、その夫であり、検察官の大学時代の恩師など、検察官の捜査に力を貸す者が現れてくる。


そして、彼らは突飛な手段を用いて世間から忘れ去られた「事件」に再び注目を集め、教師の冤罪を証明する。


ドラマの冒頭は、その突飛な手段が描かれ、なぜそんな手段を取ったのかが事件発生当時から描かれていく。さらに、並行してその背景を調べる公安警察の捜査の状況が語られていく。


悪いヤツがちゃんと裁かれること。それが、検察官と仲間たちと事件捜査をする刑事たちの目的となる。


確かにドラマチックに描かれてはいたけれど、見入ってしまって時間を忘れる面白さだった。


いやいや、凄いものを見せていただきました。。。