今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

哄う合戦屋


今、大人気の戦国記もの。。。


タイトルが面白いので、読んでみた(^_^)v


「哄う合戦屋」北沢秋/双葉社…「哄う」は「わらう」!!


以下、感想。。。























軽く読める作品で、結構楽しめた(^_^)v


主人公の石堂一徹は、いつか天下を…という壮大な夢を持ちながら、あまりに戦略に長け、他を凌ぐ才を持つために、無意味な嫉妬や妬みを受け、いつしか人の上に立つ才覚に欠ける自分に気づくと…。


様々な殿様に仕え、自分の思いが遂げられる器の将でないと見限ると、また新たな殿様を探す…


そんな放浪の旅の末、出会った遠藤家…


更にその娘との心の交流。。。


ただひたすら、天下を求めていた男にその夢を捨てる決断をさせた娘との絆…


戦国の世を舞台にした超「恋愛物」じゃん!!


そして、「哄う」の意味が最後の最後で…


なかなか面白かったけど、これが著者のデビュー作…らしい。。。


次回作はなかなかのプレッシャーだろうけど、楽しみにしてまぁ〜す(*^^*)