今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

砂漠でサーモン・フィシッング


新年、あけましておめでとうございます(^_^)v

ちょっと遅いご挨拶になりました…家族がいるとなかなか時間の自由がとれません(T_T)

新年の挨拶もそこそこに映画の備忘録(^_^;なにしろ、忘れちゃいそうで…


元旦は、お休みしてる映画館も多数ありますが、その点、シネコンは稼ぎ時と考えてるのか、正月早々映画サービスデーで幕開けです!!


まぁ、だからこそ、私も大晦日のベートーベン・マラソンで睡眠不足なのにもかかわらず、有楽町まで参戦です(^-^;)


まずは、丸の内ピカデリー3で上映中の「砂漠でサーモン・フィシッング」


11日には上映終了だと聞き、結構慌てました(^_^;


物語はオイルマネーで潤う中東の国に釣り好きの若き指導者がいて…


彼は自分の趣味である鮭釣りの楽しさを自分の国の人々にも知ってもらいたい。だけど、それだけじゃなくて、雨の少ない地域という固定観念に惑わされず、雨期に降る雨をダムを造ることで、人々の生活を安定させたい。また、ダム建設のためには、当然ながら、雇用が生まれ、さらには様々な知識を取得できる。


単なる金持ちのエゴではないのね…


でも、教育の行き届いてない一般の人々にはなかなか理解されず、完成したダムに侵入し、放水バルブを開けてしまって、下流域もメチャメチャにしてしまう輩が現れる。


悲しい…


このイエメンの若き指導者の情熱に打たれ、事業に協力することになるお魚博士とコンサルタント会社の女性…


2人は、それぞれパートナーのことで悩みを抱えながら、イエメンに旅立つ。


そして、閣下の熱い情熱に心打たれ、いつしか2人の間には堅い絆が生まれる。


そして、ダムの決壊という惨事の中で、全滅したと思われた鮭がわずかに生き残ったことを知った2人は、新たな道を共に歩むことを決意する。


少し、遠回りしたけれど、本当の愛に出会えた…という物語。


自分の気持ちを上手く表現できない主人公2人を、暖かく見つめるイエメンの若き指導者の姿が印象的。


美しい風景を楽しみ、「夢」の大切さを思い出させてくれる映画です。


特にヘビーではないので、デートに最適ではないでしょうか(^_-)