今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

ワン・チャンス


子供の頃から声が大きくて、歌うことが大好きな青年の夢を叶える物語。


携帯ショップの店員さんが、オーディション番組でスゴい歌を聞かせた…というニュースは日本にまで広まった。


あまりの歌声に、信じられないという観客や審査員の顔…テレビを見てた私の顔だって、きっと同じようだったに違いない!!


その夢のような成功をおさめた彼の物語が映画になった。


苦労して苦労して、本当に苦労してつかんだ栄光というより、好きなことを純粋に追い求めて、時には弱音を吐き、時には投げ出して、それでもやっぱり純粋に好きな思いを捨てきれなかった青年の、その純粋さに栄光が降り注いだって感じ。


実話ベースとはいえ、多少は脚色してるだろうけど、彼と彼の奥さんの純粋さは絶対そのまんまなんじゃないかと…(@^▽^@)


とにかく、応援したくなるご夫婦だ!!


奥さんが良い!!


やっぱり、男は奥さん次第なのだ!!


って思う……一応(汗)


最近の映画は実話ベースが主流なのかと思うほど、次から次へと「小説より奇なり」な映画が公開されている。


でも、その中にあって、この映画は他の作品とちょっと違うと思う。


最近の他の実話ベースの映画は、ツラかったり、重かったり、痛かったり、締め付けられたり、悔しかったり、頭にきたりと結構心に重い物を残していく作品ばかりだった。


まぁ、私が観た物限定だけどね(^_-)


そうした中で、この映画は爽やかで、希望に溢れてて、心が澄み渡るような印象で幕を閉じる。


小説より奇だったのは、主人公本人より、その奥さんの方だ。


ただ、ただ、彼を大切に思い、彼の成功を信じている彼女の純粋さに心打たれる…


こんな人たちだから、幸運が舞い降りたのだと観ていて、納得できてしまう。


挫折を乗り越えて、つかんだ栄光を前面に押し出して無いとこがまた良いじゃん!!


ちょっと後ろ向きな時に観ると力を貰えそうな映画だ\(^o^)/