今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

アルプス 天空の交響曲(シンフォニー)


シネスイッチ銀座にて公開初日観賞。


以前から、アルプスの壮大な風景が盛り込まれている予告編に感動し、絶対観たいと思ってた映画。


ヨーロッパ各地に跨るアルプス山脈の様々な風景を映し出すスクリーンに目を奪われる。


ナレーション(吹替え)は小林聡美が担当。


美しいアルプス。かつては、人間を寄せ付けなかった山々。しかし、人間は確実にその場所に足を伸ばし始める。


依然として美しい姿を見せ、人々の羨望の的であるアルプスだが、そこかしこでは開発による侵食が始まっている。


例えば、谷底の町の開発、戦場となったために傷つけられた山々。


それでも、アルプスは人々を悠然と見下ろし、今でも、1年に1mmずつ隆起している。


映画ならではの大きなスクリーンで観るアルプス。テレビでは味わえないスケールを楽しむ映画。


ただ、ナレーションの小林聡美さんがあまり適役ではなかったように思う。


妙に軽い印象で、じっくりと映像を観たいのに喋りのテンポが速い気がした。


そこだけがちょっと残念かなぁ。


で、人間の不思議な感覚に笑ってしまう。最初はその姿を見るだけでいちいち「ほ〜っ」と感嘆符だったのに、後半はもうすっかり見慣れてしまって(汗)


劇場を出て、日の落ちた銀座の街の雑踏を目にして、今いる場所をあらためて確認しちゃったり。


壮大な風景は、心を洗うね。


憧れの街・銀座が窮屈で雑然として見えた。


日本にもその姿の美しさでは世界一と言われる富士やロッククライミングの名所と言われる長野の…なんとかの壁(あぁ思い出せない)屏風岩じゃなくて…
まぁいいや、そう言った素晴らしい天空の美が存在するのだから、誰か撮ってくれないかなぁ


シネスイッチ銀座の今後のラインナップは、結構好みの作品が続くので、楽しみだわo(^o^)o


心の洗濯に銀座へ‼