今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

ヴェノム


大好きな俳優、トム・ハーディがMarvel映画に出演すると言うので、楽しみにしていた。アメリカの人々はハリウッドで作られるコミックの実写に絶大な信頼を置いてるようで、MarvelもDCも大ヒット!


でも、アメコミの主人公って、ポパイとバットマンスパイダーマンとスーパーマンくらいしか知らない私はあるところからすっかり置いて行かれてしまった。


今もかろうじて、バットマンだけはちゃんと観てるけど(汗)


だから、「ヴェノム」と聞いてもピンと来ないし、悪役ヒーローってなんじゃいって感じで(汗)、とりあえず、トム・ハーディが主人公らしいから行ってみよう的な…(笑)


物語は、主人公とそれに寄生して生きることになるヴェノムの出会う前の話からスタートするから、前半はやや説明的。


でも、けして面白くないワケじゃなく、ちょっとかけ足で進むのでついて行けない部分の方が気になる程度…


宇宙からやって来た、というより人間が連れてきた生命体のヴェノムには仲間が3人。そのうちの1人が、性根から悪人で(汗)、つまりは見た目はエイリアンで、ちょっとグロいけど、人間と同じで、良いヤツも悪いヤツもいる。


自分たちのエサになる人間がいっぱいいる地球。ここに仲間を呼んだら、パラダイス!って思いついた悪者エイリアンは人間のロケットを使って、仲間を呼んでこようと企むのだ。


主人公とそれに寄生したエイリアンのヴェノムは、そんなことになったら、地球は滅亡だとロケットの打ち上げを阻止しようとする。


確かに人間を食べたいけど、共存できると考えた2人。人間にも良い人と悪い人がいる。食べても構わないと思える悪い人間を…というルールが出来上がり、2人はこれから一緒に生きる。


エンドロールの途中で、記者である主人公に新しい仕事が入る。バイクに跨がる主人公の体にはもちろんヴェノムもいる。


彼らが向かったのは、厳重な警備の元に収監されたサイコパス。ここで、お話は終了。多分、このサイコパスとの攻防が次の映画に繋がるのかな?


それにしても、トム・ハーディったら、またしてもステキな役をゲットして、嬉しいかぎりだが、まず「マッド・マックス」の続編をお願いね!


ところで、本編上映前にエンドロールの後にも映像があるから楽しみに的なメッセージがスクリーンに。私はてっきり、エンドロール途中で入った、刑務所でサイコパスに会うシーンのことかと思ってたけど、ホントにエンドロールが終わった後、アニメ版の短編「スパイダーマン」が!!


でも、これ、絶対マイナスだと思うなぁ。次の「スパイダーマン」への宣伝と伏線なのかもしれないけど、そこまで浅ましくプロモーションかけなくても、Marvel映画はちゃんと儲けてるでしょ?って感じ。


せっかくの「ヴェノム」の余韻がどこかに吹っ飛んじゃった!!残念!!