今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

2重螺旋の恋人


ヒューマントラストシネマ有楽町で鑑賞。結構な混雑ぶり。オゾン監督の作品だからかな?


オゾン監督の作品は何作か見てるけど本作は何と言ってよいやら。。。


原因不明の腹痛に襲われる若い女性。どこで検査を受けても、原因は見当たらない。病院からカウンセリングを受けるようにと指示される。


そんな彼女が訪ねた精神科のドクター。そして、主人公とその精神科医は恋に落ちる。


ここまでは、偶然の出会いが彼女を病から救う感動巨編かと思ってたんだけど。彼女は精神科医が別な場所で開業し、女性と話している姿を目撃してしまう。


ここら辺りから主人公の心の揺らめきや不安感などがメインで描かれていくようになる。そして、そのスイッチが入ったところから、あまりに突拍子もない展開なので、段々分からなくなって。


見終わって。。。何がなんだか、よく分からない映画だという思いが大きくなってくる。


結局、自分が愛した男性は双子で(ここまではネタバレにならないよね?)、その双子の間で過去にある女性を巡って、拭い去れない確執があった。主人公は、自分の弱さと心の不安定さから、その女性と同じ道を選びそうになり、苦悩する。


顔も体も全くうり二つの男性。しかし、心は正反対。それでも、2人の間で揺らめく主人公。いったい何を求めてるのか。。。


最終的に昔から彼女の精神を追い詰めていた原因が、彼女の体の中から見つかる。正直、ちょっとおどろおどろしいと。。。


体の不調が心を不安定にし、気持ちのコントロールを失わせていた…という話なんだろうか。。。


よほど話題になって、テレビなどでその内容が紹介される映画でもないかぎり、多少の事前情報は必要だと痛感した。最初から分かってれば、観なかった。。。そんな映画。この度はお誘いに乗ってしまった(汗)あくまでも、私の好みの映画じゃないということで(汗)劇場は混んでましたから(汗)


ちなみに、私は劇場に行ってから気づいたのですが、R指定ついてます。しかも「18」です。ご注意あれ。。。