今日も徒然、中洲日記

ほどほどに映画が好き。ほどほどに食べることが好き。日々気づいた事を綴ります。

映画

罪の声

小栗旬、星野源、W主演の「罪の声」。初日に観てきた。これまで、映画館は法律の定めがあって、換気など十分に行われてると広く呼びかけていた。作品数も少なく、洋画については大作のほとんどが公開延期で客足も本当に徐々に、徐々にといった感じだった。 …

おもかげ

シネコンなど大きな映画館が全席販売を開始してからは、有楽町や日比谷には出かけていなかった。 その大ヒットぶりが世界的に話題になっている「鬼滅の刃」のおかげなのか、平日でも全席販売が開始された。スクリーン内で食事をしなければ全席販売でも構わな…

ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ

サンフランシスコ…かつて、映画全盛期、カーチェイスの舞台と言えば、サンフランシスコ。海を臨む長い、長い下り坂を猛スピードで車が走り回る映像は必ずと言っていいほど、映画のワンシーンとして挿入されていた。そのくらい、サンフランシスコと言えば、カ…

ミッドナイトスワン

草彅剛くん主演。それだけでスクリーン場内は女性がいっぱいかと思って、気負っていたら、意外や意外、場内半数は男性でした。監督さんに注目してきた人たちなのかな? 正直、あまり期待もせずに観たのだが、良かった。剛くん、凄いなぁと。そして、新人女優…

TENET テネット

クリストファー・ノーラン監督の新作です。日本でも圧倒的なスタート・ダッシュをきったようで、コロナ禍で停滞していたエンタメ界に本物が戻ってきた感じかな。 コロナ禍で世界のエンタメの中心であるアメリカでは映画や演劇が全面的にオープンにはなってい…

ミッドウェイ

コロナ専門家会議(正式名称が決まったような気がするが、忘れてしまった…汗)での答申を受け、政府(安倍晋三総理最後の判断)が、様々な自粛規制の範囲を解除した。 それにより、スポーツ関係は観客の上限5000人を撤廃、定員の半数(5000人より少ない場合は5000…

シリアにて

久しぶりの岩波ホール。コロナ感染症の流行に伴い、映画館の休館が相次いだ。岩波ホールも緊急事態宣言を受け、しばらく休館し、既に劇場で予告編の上映がされていた何本かは公開時期を来年早々に延期した。 ぎりぎり上映に間に合った「巡礼の約束」は公開途…

ファヒム パリが見た奇跡

ヒューマントラストシネマ有楽町にて鑑賞。上映間隔が15分しかないことが、こちらの劇場を敬遠していた最大の理由。前の上映回の退場に5分、館内チェックに5分、そして、次回入場に5分。館内消毒の時間も無い。上映間隔が30分あったTOHOシネマズでさえ、館内…

パブリック 図書館の奇跡

久しぶりの映画館。前から観たかったけど、コロナ感染の再拡大で、映画館も簡単には訪ねる勇気が湧かなくなってきた。自分1人ではない、この世の繋がり。自分とまわりと家族と友人と…考え始めるとなかなか一歩が出ない。 そんな中、なぜ劇場へ赴いたかと言う…

エジソンズ・ゲーム

コロナ感染症拡大による緊急事態宣言が解除され、しばらく経ち、街に人も戻りつつあるが、やはり、密室への帰還はそれなりに緊張するものだ。 万全の対策を打って、営業を再開した映画館。換気については、法律上も規制があり、それを守らなければ営業は出来…

巡礼の約束

以前、岩波ホールで公開された「草原の河」のソンタルジャ監督の最新作。確か、「草原の河」はチベット映画の日本初公開作品だったと思う。 「草原の河」が素晴らしかった。長年の確執を抱える祖父と父。小さな娘が2人を思いやり、心を繋ぐ役割を果たす。子…

ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方

試写にて。とにかく凄い!なんだか、凄い! 若い夫婦が伝統農法にそった農園経営をするお話。実際の記録映像をその最初の段階から追ったドキュメンタリー。 どちらかと言えば奥さんの方が食の安全に気を遣っていた。奥さんの思う安全は根本からの安全であっ…

家族を想うとき

昨年末に公開されたのに…ケン・ローチ監督が引退を撤回してまで作ったのに…なんだかんだと予定が立たず、結局ヒュートラ有楽町での公開が終わってしまい… 角川シネマ有楽町で期間限定復活上映が始まり、喜び勇んで行ってきた。 勇んで行ったけど、お話の内容…

1917

なぜこの映画がアカデミー賞作品賞を獲れなかったのか……この問題は後々語り継がれると思う。アカデミー賞は白過ぎると批判され、アメリカでの公開作品に対象を絞りながら、変な底広げをしてしまったように思う。 確かに白過ぎると言えないこともないが、問題…

ナイブス・アウト/名探偵と刃の館の秘密

「007」に出演してから、ダニエル・クレイグはやっぱりシブくカッコよくスタイリッシュなイメージが付いちゃって演じるうえでは逆に可哀想よねぇと思ってました。 でも「ローガン・ラッキー」を観た時にこんな役も楽しそうに演っちゃって、凄いわっと感動し…

Fukushima50/フクシマフィフティ

角川書店による試写会に参加。Tジョイ品川Princeにて鑑賞。この劇場で映画を観たのはまだ2回目。スクリーンのサイズはちょっと小さいけれど、椅子や通路に関しては最高だ!各列段差があり、全く前席が気にならない。さらに前席との間が広い。足を伸ばして鑑…

イージー★ライダー

あの音楽で「イージー★ライダー」ってすぐ分かるのに、なんと劇場はおろかDVDでさえ見たことが無かった映画。 何故か、渋谷ユーロスペースで期間限定上映をすると言うじゃないのって。なんとかレストア版になったのか、はたまた公開何周年とかなのか、よく事…

ザ・ピーナツバター・ファルコン

素晴らしい映画だった。ただ感動させるのではなく、いつまでも、いつまでも余韻に浸れる映画だった。なんでこれがヒュートラ渋谷でしか観られないのか(あくまでも私の活動範囲で考えた場合)… 「ありがとう、テアトルシネマ。ありがとうヒューマントラストシ…

母との約束、250通の手紙

シネスイッチ銀座で午後の一時。予告編を劇場で観た時、感動的な親子の物語かと思ってたんだけど…ちょっと、いやかなり思ってたのと違う映画だった(汗)。狂気を孕んだ子育ての結果をまざまざと見せつける映画だった。 私は初めてその名を知ったのだが、ロマ…

パラサイト 半地下の家族

ポン・ジュノ監督最新作でカンヌを取った作品。ちなみにアカデミー賞では、外国語映画賞に留まらず、なんと作品賞にノミネートされた。素晴らしい!韓国映画の底力を見せた結果だ。 韓国ドラマは情念が渦巻くドロドロ愛憎劇だったり、そんな事あるかいって何…

フォード vs フェラーリ

世間の大評判に、とにかく観たかった。クリスチャン・ベイルとマット・デイモンの夢の共演だしね。ところが、なかなか劇場に行けず、しかも「アナ雪」や「キャッツ(世界的には大失敗らしいが、日本では今のところ好成績)」のせいなのか、スクリーンが小さく…

傑作はまだ

図書館で待ちに待って、やっと手にした。その割にあっさり読めた。そして、あっさり読んだ割に感動して心が暖かくなった… 「傑作はまだ」瀬尾まいこ 著(エムオン・エンタテインメント) 以下、感想。。。 結局、いつもの瀬尾まいこ節というか、瀬尾まいこの世…

9人の翻訳家 囚われたベストセラー

ヒュートラ有楽町にて鑑賞。かなり混み合ってて、前評判の高さは伊達じゃないって感じ。 基本的に前評判が良くてもあんまり期待しないで観に行くことが多いんだけど、今年1月は傑作のオンパレードと聞いてたし、作品選びにはこだわりが感じられるヒューマン…

ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語

ソニー・ピクチャーズの試写室で行われた最速試写会に当選して、行ってきた。いやぁ、神谷町駅、大変だった。日比谷線にはあまり縁が無いし、日比谷行くのはJR有楽町だし、全く未知の世界(汗)。 目印はホテルオークラ。でも帰路はビルの正面玄関が既に閉鎖さ…

リンドグレーン

今年最初の岩波ホール。昨年も岩波ホール上映作品は結構見逃してるので、年明け第一弾だけは絶対観ようと思ってた。 でも、来月早々には別の映画が封切られるので、意気込んでた割にはギリギリセーフ(汗)。 というのも、今日は映画「リンドグレーン」の翻訳…

彼らは生きていた

あの「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン監督の作品。これはジャクソン監督の執念を見る、感じるドキュメンタリー映画。 私は「ロード・オブ・ザ・リング」は原作も未読だし、映画も見ていない。「ホビット」は全部観たけど…まぁ、とにかく…

リチャード・ジュエル

クリント・イーストウッド監督最新作。「ジョジョ・ラビット」に次ぐサム・ロックウェル出演作品。 主人公の青年役の俳優さんはよく知らないが、サム・ロックウェルとキャシー・ベイツの出演で脇の締まった作品になっていると思う。 本作はアトランタ・オリ…

ジョジョ・ラビット

令和2年…今年初鑑賞は「ジョジョ・ラビット」。もうすぐ1月も終わっちゃうのに…1月は傑作の渋滞と言われるほど注目作の公開が相次いでるのに…この時期に初めての1本(涙) いろいろと環境も変化し、更には年齢も上がり、都会が遠くなっている昨今。これからも…

2019鑑賞映画ベスト

昨年は今まで以上に様々な状況に縛られ、観たい、気になってた映画を見逃すことが多かった。年間劇場鑑賞数は試写含め72本。私の鑑賞数ピークの頃の半数ちょっとに減ってしまったが、ひとまずベスト10くらいは出せるだけは観てるので…(汗)。 昨年は珍しくお…

お家で映画

相変わらず、天候に左右される肩痛(涙)。あまり、痛み止め薬に頼るのもダメなので、気分転換にお家で映画鑑賞。と言っても、お家鑑賞はどうしても「ながら鑑賞」になるので、洋画の吹替版か邦画限定… 今回は… 「七つの会議」 「雪の華」 「RAILWAYS 49歳で運…